説くさ理屈、子作り策と。
日本全国での年間出生数が80万人を割り込んだことに日本国内で大きな衝撃が走りました。政府は異次元の少子化対策と銘打ち諸政策を進めようとしています。諸政策は児童手当の所得制限撤廃や未就園児の預かり支援、男性の長時間労働是正、産休・育休の支援などなどです。これらは夫婦が子供を産みやすくする経済的支援で、確かにこれら政策は第2子3子を産みやすくはなるでしょう。ただ出生数増加の基本は赤ちゃん誕生の土台である若年夫婦が増えることが一番でしょう。年間の婚姻数は50万組で1970年代の半分以下になっています。日本では婚外子が少ないのですから、結婚が増えなければ赤ちゃんは増えません。1組でも婚姻が増えることが大事のように思います。異次元の少子化対策、理にかなっているようで、何か偏っている施策のようにも思えます。
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