日銀黒田総裁が突然、容認する金利変動幅を0.25％引き上げ0.5%とする決定を発表しました。金融市場に衝撃が走り、債券、株式とも価格急落です。12月月初に国債の入札不調があり、また円安による物価高進行に手を打つべく不意を突いた決定と考えられます。政府も「聞いてないよー」とのことですが、本当のところはどうでしょうか。発表した黒田総裁は金融政策転換と解釈されぬよう「これは利上げではない。」と言い張っていましたが、市場の捉え方は実質利上げです。会見中黒田総裁はポーカーフェースでしたが、内心は苦しい状況だったのでは？いずれにしろ年末年初の株式、不動産価格は抑制気味に動くように思います。

「利上げ分かるか？訳あり。」リアケワカルカワケアリ