顔見、とどめと、富岡
富岡八幡宮の女性宮司が弟に日本刀で殺害されるという悲惨な事件が起こりました。跡目相続の遺恨のようです。神職という高貴な世界でのどろどろとした相続争いですが、現代の遺産争族を反映しています。少子化が進み親の財産を2~3人で分けるとなると、お互いどうしても爪が伸びます。親の愛情の多寡を図るという側面もあります。戦前日本は長子相続であとは部屋住み、相続争いは、もちろんあったでしょうけど、今より少なかったかと思います。少子化、子供は皆公平社会は、争族社会にならざるを得ないのだと痛感いたしました。
「顔見、とどめと、富岡」カオミトトメトトミオカ
2017/12/14 時事回文