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シェアで友と出会えし。

 2012年、不動産業界で話題になったことの一つにシェアハウスの増加があります。シェアハウスは、言ってみれば現代版の下宿で、その誕生の発端は、至便な立地に安く住めるというメリットからでした。
 しかし、そのうち外国人と同居するシェアハウスに英語や外国文化に接する目的で若者が集まったりし始めます。
 さらに、勤務先などではない友人を作ったり、疑似家族感覚のコミニティーを得たいという目的での若者の入居希望も増加しました。
 単に賃料が安いというだけではなく、新たな人間関係を得たいという理由で、需要は膨らんでいったのであります。

 一方供給サイドも、1つの物件からの賃料売上伸長になるということで、間数の多い一戸建てなどのオーナーが、シェアハウスに改装して、貸し出すということも増えてきました。
 需要、供給ともに増加し、シェアハウス市場はこの1年大いに成長した感があります。
来年2013年、このシェアハウス市場はどうなっていくでしょうか。一つの見方として、供給過剰になって、競争が激化し、選別の時代になるというのもあります。いずれにしろ成長したこの市場の動向が注目されます。

 ここで回文
「シェアで友と出会えし。」
 シエアデトモトデアエシ

    2015/02/20   時事回文   

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