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株価、売り減り浮かぶか?

 今年の日経平均株価のボラティリティは過去に例をあまり見ない大きさです。年初33000円強で始まり7月に入り42000円を超えバブル後の最高値を簡単に抜きました。しかし、僅か1か月足らずのちには2割暴落し32000円を割り込みました。その後上げ下げを繰り返している状況で方向が定まらない株価です。証券会社はポジショントークもあってか、依然強気の相場を見立てる向きが多いようですが、実際のところは神のみぞ知るといったところです。
 株価の方向性が定まらない中、不動産、特に都心部のマンション、商業地についてはまだまだ強気な相場状況に見えます。昨年1年間駆け足で相場が上がり、今も幾分停滞感は感じますが、依然転売物件の驚くべき高値の販売価格設定が散見されます。もっとも不動産は個別性も強く株価のようにはっきりとしたリアルタイムでの相場は分かりません。従って先の強気な相場状況というのも日々の物件紹介メールなどを見ての私の感想ではあります。ただ株価と不動産価格は相関性がある(株価が1年くらいの先行指標)ことは事実です。故に昨今の株価の乱高下は今後の都心マンション、商業地の相場に変調を生じさせるように思います。そしてこれから先の株価の方向性は不動産相場の1年後を予見させるでしょう。いすれにしろ今後の株価をより注視して行いたい不動産投資です。
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