株式会社ワイズ不動産投資顧問

泣いたって多々撤退な。

 多くの利用客に惜しまれつつ全国33店舗を閉店するのは総合スーパー大手のイトーヨーカドーです。かつてダイエーと業界の覇権を争ったイトーヨーカドーですが、ダイエーの終焉に追随するように業容の縮小を強いられています。一方でイトーヨーカドーの子会社であったセブンイレブンは拡大し続け、持ち株会社セブン&アイホールディングスは今やコンビニのセブンイレブンが支えています。このところ外資の買収話もあるセブン&アイホールディングスですが、企業価値維持のためにも不採算の店舗を閉めることが急務のようです。今回閉店するイトーヨーカドー津田沼店には多くの別れを惜しむ顧客の声が寄せられています。津田沼駅の利用客は1970年代以降急激に増加し、それに呼応するように大規模スーパーのイトーヨーカドーは繁盛していました。しかし、ららポートなどショッピングモールに集客を奪われ、加えて駅の利用客増加も止まり、閑散とした売り場を多く抱えることとなりました。総合スーパーの業容自体が人口減少社会に入り時代に取り残されてしまったということでしょう。今後津田沼に限らず撤退してしまった地元はその利便性低下が明らかとなり、地価にも影響も出てくるでしょう。不動産投資にも大いに関係がある今回のイトーヨーカドー撤退劇です。
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    2024/09/16   時事回文   

泣いたって多々撤退な。 競売・公売不動産/底地投資コンサルティング

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