企業30年説というのがあります。事業は同じビジネスモデルで半世紀は多くは持たないということです。社会の変化は社会のニーズの変化をもたらします。将来性が無い、ビジネスモデルが陳腐化している場合、継承させるより廃業・清算の途の方が良いこともあるでしょう。また家業を継承するか否かについては、継がせる側と継ぐ側では思いがすれ違うこともよくあります。事業承継は事業の評価（収益性、財務内容、将来性など）とそれを踏まえた継承者と被継承者の合意形成が必要です。AIの進展などで社会変化速度は今後大いに増すでしょう。会社には社会的責任もありますので、社長は早めの準備が必要です。

「閉じな、継ぐ理屈無しと。」トシナツクリクツナシト