地球温暖化の進行は世界的に自然災害を増加させています。アメリカでは巨大化したハリケーンがフロリダ州やルイジアナ州の住宅を襲います。10月18日の日経新聞ではアメリカやオーストラリアで災害多発地域では損害保険会社が破綻したり、損害保険料が急騰しているとの記事が掲載されています。オーストラリアでは高リスク地域の不動産のほぼ7分の1軒が保険に加入できなくなるようです。日本もこの事態は対岸の火事ではありません。また高齢化が進む日本ならではの事故が増加しているようです。今年春に店舗のトイレにあった段差に足を取られ転倒骨折した67歳の女性が店舗相手に損害賠償請求し、裁判所は工作物設置に瑕疵があったとして店舗側の無過失責任を認めました。今後日本ではこういった災害が増えれば、それに伴い店舗などの損害保険料は上がるでしょう。損保会社と損保契約者に厳しい未来が待っています。

「段差酷いと悲惨だ！」タンサヒトイトヒサンタ