簡単?バイオ、脳の老い判断か。
エーザイと米バイオジェンが開発するアルツハイマー病治療薬「レカネマブ」がアメリカでの承認が期待される中、アルツハイマ―病か否かを簡単に血液診断できる方法も開発されようとしています。現在アルツハイマー病を診断するには脳脊髄検査などは患者の身体的負担がかなり大きいようです。もちろん保険適用されず、患者の経済的負担も大きい状況です。治療薬が出来ても、診断のハードルが高いと実際に治療に進めないことがあるでしょう。そこでアメリカのバイオ企業C2Nが微量の血液からアルツハイマー病を診断できる技術を先行して開発しているようです。また日本の島津製作所も同様の技術開発を進めているとのこと。
高齢化進行に伴う認知症(その6~7割がアルツハイマー病)増加で、その治療関連技術はビッグビジネスです。その開発競争はより激化していくでしょう。
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