グルメサイト「食べログ」に賠償命令です。焼肉チェーン店運営会社「韓流村」が「食べログ」の評価点をチェーン店であることを理由に不当に評価点を下げられ、売り上げが激減し損害を被ったとして約6億3900万円の賠償を食べログ運営会社「カカクコム」に求め提訴していました。これに対し東京地裁は食べログ側に3840万円の賠償を命じました。提訴した側が求めた賠償額は大分減額されましたが、それでも賠償を認めた判例が出たことは大きな意味がありそうです。賠償を認めた理由は独禁法が禁じる「差別的取り扱い」や「優先的地位の乱用」にあたるというものです。レストラン選びにネット評価が大きく影響する時代を反映しての結果ということでしょう。不動産業界で言えば事故物件サイトによって不当な不利益を被る貸主が散見されますが、今後こういったサイトの運営にも影響があるかもしれませんね。

「サイト評価違うよ！酷いさ。」サイトヒヨウカチカウヨヒトイサ