雇用調整助成金はコロナ禍により事業運営に支障が生じた事業者に対し雇用を守るために国が助成するものです。先般衆議院議員選挙で落選した石原伸晃氏の事務所がこの雇用調整助成金を申請し受領していたことが発覚しました。当該事務所はコロナ禍で収入が減少したわけではないようですが、それでも国から給付を受けていたようです。これがきっかけになって、同じ自民党議員そして野党議員の事務所でも同様の給付がなされていたことが明るみに出ました。そもそも国民の困窮を助けるための助成金ですから、政治家の事務所がこのようなお金を受け取ること自体モラル上許されるものではないでしょう。
　先に経済産業省の助成金を扱う担当の官僚が不正に特別給付金をせしめるという、詐欺行為がありました。日本の為に尽くすべき方々がこのように狡猾に国のお金を手にするとは甚だ遺憾です。巨額の財政赤字を抱える日本にそんな支出の余地はありません！

「無いぜ余資は！助成な。」ナイセヨシハシヨセイナ