予想は、ちと土地は嘘よ。
朝のワイドショーで、マンション価格の上昇を話題にしていました。東京へのオリンピック招致が決まったのは2013年のことでした。その時大方の東京の地価の予想はオリンピックまでは上昇するも、オリンピックが終わったら急激に下がるのではないか、というものでした。ところが、これが全く違う様相になっています。コロナ禍で一部商業地が弱含みということもありましたが、都心の新築マンションはむしろオリンピックを境に値上がり傾向を強めています。中古マンションについても売り惜しみによる在庫不足状態で価格上昇が明らかです。
一体どうしてこんな状況になったのでしょうか。これは偏に金余り、超低金利になっているからだと思います。それも全世界レベルでの金余り、低金利を背景とした資産インフレが起こっています。コロナ禍でむしろ金融緩和の勢いが増して、資産インフレが進んだ感じもあります。当分この傾向は続きそうではありますが、何があるか、また再び予想が外れることもありますのでご用心。
「予想は、ちと土地は嘘よ。」ヨソウハチトトチハウソヨ