見たわ苦肉、「肉和民」
コロナ禍で売り上げ急減の飲食業界。居酒屋大手チェーン和民も苦境に立たされています。和民、渡邉会長が思い切った方針転換です。居酒屋の和民や同系列の飲食店を「焼肉の和民」に順次転換するとのことです。まずは和民店舗の3分の1、120店を手始めに基幹事業を焼肉店とするという大英断です。焼肉店では調理や配膳などの手間が少なくなり、客単価も高くなるということでしょうか。感染対策も店員との接触が少なくなることで有利ということもあるでしょう。また昨今バイトの残業代未払いなどブラック企業では、という指摘もなされている状況も業態転換を後押ししているように思います。何よりこのコロナ禍による影響がそうやすやすとは解消しないと渡邉会長も踏んでいるんですね。苦肉の策が功を奏するか、勝負の和民です。
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