常時、新人事生じ。
大企業が新卒採用を一括採用から通年採用にシフトし始めるようです。大学生が会社訪問して入社試験を受けて4月に一斉入社というのはどうも日本独自の制度とのこと。そもそもこの制度は、ある種学校の延長のような気もします。高度経済成長時代には終身雇用を前提としたこの制度はうまく機能していたのかもしれません。新人をゼロからじっくり教育することで、会社へのロイヤリティーも高まり会社が安定して営業継続できる制度です。しかし、低経済成長が定着し、終身雇用が揺いで労働流動性が高まってくると、この人事制度は柔軟性に乏しく逆に会社の活力を削いでしまいそうです。常に変化を求められる時代では必要な人材を必要な時、必要な量確保する人事制度が求められます。日本の企業はもっと早くから気が付くべきだったのかもしれませんね。
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