外国人労働者の受け入れを増やす出入国管理法改正案が成立します。２０１９年４月の施行が予定されます。今般の改正法は日本の歴史において大転換と言えるでしょう。受け入れが想定通り進めば５年後には最大で１５０万人くらいの外国人労働者が人手不足の日本の多くの産業に従事することになります。ただ今回の改正法は詳細の多くを省令などで対応するという、粗っぽいさは拭えません。しかし現に技能実習生として働いている外国人の正式雇用への切り替えが急務となっている事業者側の事情もあり政権与党は成立を急いだのでしょう。施行までに新たな外国労働者在留資格の具体的運用、外国人労働者の賃金等の待遇保持、そして中期的には受け入れ側である日本国民全体のマインド転換などが必要でしょう。さらにそもそも日本が働き先として選ばれる国であり続けなければいけませんね。

「暫時居たいタイ人さ。」サンシイタイタイシンサ

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