高い階、多い買い、過多
タワーマンションは市場の取引価格と相続税評価額のかい離が非常に大きいため、相続税対策として利用されています。高齢者が相続発生前に現金などでタワーマンションを買います。それも高い階の部屋の方が効果が高くなります。タワーマンションは部屋面積が同じだと相続税評価額同一ですが、実際は高い階の方がはるかに販売価格が高く設定されるからです。よって高い階の部屋がより相続対策用の需要があり、さらに高値を呼んできました。そこに国税当局がこの節税方法を封じ込めようと動いています。かつてバブル経済の折、負担付贈与を規制したように。このタワーマンション節税が抑えこまれれば、取引価格にも大いに影響しそうです。
「高い階、多い買い、過多」タカイカイオオイカイカタ
2020/04/27 時事回文