悔しい低下、買値以下かい定借
東京のマンション価格が高騰するも販売はまだまだ堅調な様子です。一方でデベロッパーの用地確保が厳しくなっている状況です。そんな中、定期借地権分譲マンションが文京区などで販売されましたが、結構な売れ行きのようです。70年の定期借地の上に建っているので、当然70年後後には価値はゼロになります。それでも所有権に比べ少しは安いということがあったり、マンションの供給自体が少ないので、今買わねば買えなくなるとばかりに消費者の購入意欲は強いようです。しかし、定借マンションは時間が経過するほど換金価値が下がる理屈です。そして70年後には明渡になりますから60年後くらいになると建物管理が杜撰になるようにも思います。多額の住宅ローンを借りて買うのであれば、自由がきく建物賃貸の方が良い場合もあるでしょう。何より住んでいる家の中古価格が低下していくのを見るのも辛いかもしれません。
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