合体!円満栄達か?
本田と日産が経営統合との報道には驚かされました。造るクルマのテイストが相違する2社が経営統合とは、10年前には考えられないことです。しかし、最近の自動車産業を取り巻く環境の激変はこんなことが起こっても不思議には思えないほどです。EVの普及進展、テスラやBYDの急成長は眼を見張るものがありますし、自動運転の現実味も増しています。本田や日産ほどの会社でも新しい技術開発のコストは1社では賄いきれないのでしょう。スケールメリットを求め今後もこのような統合話は増えそうです。ただ経営統合は異文化の融合ですから、きっと一筋縄ではいかないでしょう。吉と出れば良いのですが。それにしても、資本主義は独占や寡占に進むという、マルクスの考えに沿って世界が動いているように思えます。
「合体!円満栄達か?」カツタイエンマンエイタツカ
2024/12/21 時事回文