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利無き今、暇?「いきなり」

 1ドル150円超の円安が定着してきている感があります。円安で外需産業は儲かりますが、内需産業にとっては減益要因です。先に東京都が起業向けに行ったアンケートによれば、この円安について売上げについては32.9%の企業がマイナス影響(18.7%がプラス影響その余は影響なし。)、利益については58.1%の企業がマイナス影響(11.0%がプラス影響その余は影響なし)とマイナスの影響がより大きいことが分かります。特に利益についてマイナス影響が多いのは、円安による原価上昇分を価格転嫁できない実情を表しているようです。企業にとって好ましい為替レートについては110円~120円が全体の52.9%とのことですので、現状との乖離は大きいと思われます。人口減少、高齢化進展で総需要が伸びない環境では今の円安は過半の企業にとって厳しい事態と言えます。いきなりステーキのいきなり閉店はまだまだありそうです。

「利無き今、暇?「いきなり」だ。」リナキイマヒマイキナリ

     時事回文   

利無き今、暇?「いきなり」 競売・公売不動産/底地投資コンサルティング

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