シナが建たず多々、悲し。
中国のデベロッパー恒大集団がアメリカで破産申請をしたことが世界に報じられ大きなニュースになりました。ただこれは会社自体の倒産を意味するものではなく、あくまでアメリカにおける債務デフォルトだと言います。
しかしこうなる前に強権国家中国は何らか手を打つのかと思いきや、放置されたことに多くの投資家などが驚いたようです。
いずれにしろ中国の不動産不況はかつての日本のバブル崩壊のときを彷彿させる状況だと思います。しかし、日本と違うのは中国が強権国家であり、破綻懸念先に公金を注入するのが、議会の承認など不要で容易にできるところでしょう。依ってリーマンショックのような世界金融不安を生じさせないという見方もあります。しかし、先の恒大集団に対する中国政府の対応を見ると、もしかすると、世界金融恐慌の引き金が引かれるかもしれません。
中国では代金を支払いローン返済が開始されるもマンションが未竣工で住めない人が続出しているようです。今後の中国不動産バブル崩壊の進捗には目が離せません。
「シナが建たず多々、悲し。」シナカタタスタタカナシ